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<女川2号機>東北電、審査スケジュールを7月終了へ延期

 東北電力は25日、原子力規制委員会による女川原発2号機(宮城県女川町、石巻市)の新規制基準適合性審査について、今年7月中の審査終了を目指すと発表した。これまでは今月中としていた。審査スケジュールの延期は5回目。再稼働の前提となる安全対策工事完了時期は2020年度で変わらない。
 東北電は残る審査項目を4月までに説明し、規制委から出た指摘事項への回答も含め7月中に審査を終えたい考え。順調に進めば規制委は新基準適合性を認める審査書案を年内にもまとめ、事実上の「合格」となる可能性がある。
 審査は地震・津波分野がほぼ終了。設備分野は規制委が昨年7月に他原発の対応で一部をストップさせたほか、同10月には審査が先行する同じ沸騰水型炉(BWR)との比較不足など東北電の不備を指摘し、一時足踏みしていた。
 審査は耐震、耐津波の設備設計方針や重大事故対策の論点が残っている。東北電は「今後も審査対応の改善を進め、効率的な説明に努めたい」と話した。
 女川2号機は13年12月に規制委に審査申請した。東日本大震災で被災したため女川固有の課題が多く、審査会合は140回に上る。


2019年01月26日土曜日


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