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<いじめ母子心中>「事実解明の場が必要」 仙台市教育長、第三者委設置を表明

 仙台市教委は25日の定例教育委員会で、昨年11月に泉区で寺岡小2年の女児(8)へのいじめを苦に母親が2人で無理心中したとみられる事件を報告した。非公開の会議終了後、佐々木洋教育長は「客観的、公平な立場で事実の解明、学校と市教委の対応を検証する場が必要だ」と述べ、第三者委員会を設置して調査することを正式に表明した。
 早期設置に向け、第三者委の枠組みや担当する検証項目を検討する。いじめと心中との因果関係については「捜査機関ではない」と語り、調査対象とするのは難しいとの認識を示した。
 父親によると女児は昨年8月、手紙に「しにたいよ」と書いたが、市教委はいじめ防止対策推進法上の「重大事態」に当たるとは判断していない。佐々木教育長は「いじめによる自死ではなく、長期間の不登校ともいえない。(手紙を書いた)経緯を精査する必要がある」と指摘し、現時点では判断できないとした。
 学校や市教委の対応を巡る責任は「まずは事実をしっかり固めたい」と述べるにとどめ、言及を避けた。


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2019年01月26日土曜日


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