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<ベガルタ>期待の新戦力(6)世界で戦い守備に磨き DFシマオマテ(30)

[シマオマテ]180センチで公称は78キロ。モザンビーク出身。幼少からストリートサッカーに親しみ、13歳で地元クラブと契約した。モザンビーク代表としても32試合に出場経験がある。明るい性格で「『(名前の)マテ』と言われてもプレーは待てない」とにやり。

 対人プレーに秀でた守備が持ち味。糸満キャンプの練習でも猛チャージで相対した選手をはじき飛ばす場面があった。「試合では主審のファウルを取る限度を試すことが必要。許されればもっとハードに行く」と頼もしい。
 世界で長く戦い続け、激しい守備を磨いた。2007年に18歳でギリシャの強豪チームと契約したのを皮切りに、中国のリーグを経て13年からスペイン1部のレバンテで4季プレー。世界最高峰のリーグで数々の名選手に立ち向かった。
 「若手もプロ意識が高く、激しい競争の中で戦うことの大切さを学んだ」と振り返る。当時バルセロナの主力だった元スペイン代表のイニエスタ(神戸)のことは「今までで一番トップの素晴らしい選手」と強く印象に残っている。
 その後に移籍したアルアハリ(カタール)でも主力で活躍。再びスペインからのオファーもあったが、「プロとして新しい挑戦をしたい」と日本に戦いの場を求めた。
 アルアハリを退団後、約半年間プレーから遠ざかった。キャンプではコンディションを戻すことを第一に置く。走り込みなど厳しい体力強化トレーニングに意欲的に取り組み、「ベスト体重から5キロほどオーバーしている」という体を絞る日々。「いい練習をしているので、もっと落ちると思う」と不安はない。
 スペインで戦ったイニエスタは昨季から日本でプレーし、再び相まみえる機会はある。それでも「個ではなく仙台と神戸の対戦。勝つために全てをやる」と、チームへの忠誠心を高めている。(原口靖志)


2019年01月26日土曜日


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