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<大槌町旧庁舎>解体1週間、消えゆく津波の傷

建物の半分ほどが解体された大槌町旧庁舎=25日

 東日本大震災の津波で当時の町長と職員多数が犠牲になった岩手県大槌町旧役場庁舎の本体解体工事は26日、着手から1週間となる。長く町民に親しまれ、津波の爪痕をとどめる建物は、半分ほどが姿を消した。
 工事は19日に始まり、建物西側の壁から中央に向かって取り壊しが進んでいる。重機のうなりとコンクリートの崩れ落ちる音が響く現場では、道行く町民が足を止めたり、写真を撮ったりしている。
 24日には屋上のパラボラアンテナを取り外した。既に搬出した外壁の掛け時計などとともに今後、震災を伝承するための資料として活用策を検討する。
 町は2月中旬までに建物の取り壊しを終える予定。跡地は整地して防災用の空き地とする。


2019年01月26日土曜日


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