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消火にドローン活用 福島・双葉消防本部が最新機導入

配備式で新型のドローンの機能について説明を受ける職員ら

 福島県双葉地方8町村を管轄する双葉消防本部は、熱源を画像化するカメラや放射線量計を搭載できる最新の小型無人機ドローンを導入した。東京電力福島第1原発事故の帰還困難区域を抱え、消火・救助の体制強化や職員の安全管理につなげる。
 林野火災などで現場上空から状況を把握し、消火活動に生かす。熱画像カメラの活用で残り火などを発見できる。体温も探知でき、不明者の捜索にも役立つと期待されている。
 放射線量計搭載のドローン導入は県内の消防本部で初めて。測定したデータは、職員らの現場活動時間の管理に役立てる。
 双葉地方は住民帰還が進まない地域が多く、消防団などによる地域防災力の低下が懸念されている。浪江町の帰還困難区域では2017年4月、大規模山林火災が発生。同消防本部は装備拡充が必要と判断した。
 楢葉町で10日に配備式があり、大和田仁消防長は「強力な戦力となり、住民の安全確保につながることを期待する」と述べた。


2019年01月26日土曜日


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