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<全国高校スケート>女子1500、小坂が2連覇 3000と合わせ2冠達成

スピード女子1500メートル 2分5秒03で優勝した山形中央の小坂(庄子徳通撮影)

 全国高校スケート、アイスホッケー選手権第4日は25日、福島県郡山市の磐梯熱海スポーツパーク郡山スケート場などで行われ、スピード女子1500メートルは小坂凜(山形中央)が2分5秒03で2連覇し、3000メートルと合わせた2冠を達成した。高橋侑花(山形中央)は6位。
 男子1500メートルは清川一樹(青森・八戸西)が8位に入った。1万メートルでは森野太陽(山形中央)が6位だった。

 ▽男子1500メートル (1)三井晃太(長野・東京都市大塩尻)1分53秒99(8)清川(青森・八戸西)1分57秒45
 ▽男子1万メートル (1)堀川翼(北海道・白樺学園)14分18秒82(6)森野(山形中央)14分42秒82
 ▽女子1500メートル (1)小坂凜(山形中央)2分5秒03(6)高橋(山形中央)2分10秒42
(郡山スケート場)

◎2年連続2冠も喜び控えめ

 2位とは3秒以上の差。圧倒的な力を見せ付けても「うれしさ4割。不満は6割」。喜びは控えめだった。山形中央の小坂が女子1500メートルを制し、前日の3000メートルと合わせて2年連続2冠を達成した。
 リンクに強風が吹き付ける悪コンディションにも、低いフォームは全くぶれを見せない。椿監督が「別格。理想のレースに近い」と語るほどの内容だが、滑った本人は悔いが残った。
 レース序盤の300メートルすぎのコーナー。「ここで加速し過ぎると後半に響く」。攻めの気持ちがわずかにうせた。目標タイムに1秒届かず、「始めに加速し切っていればもっと勢いが付いたはず」と悔しがった。
 2年連続2冠の期待は重圧にもなっていたが、国際舞台の経験が生きた。昨年12月には平昌五輪金メダルの高木美らとワールドカップに参戦。重圧にも負けないメダリストの滑りを間近に見て学んだ。
 バンクーバー五輪銅メダリストの加藤らを育てた椿監督は「『もう大丈夫』と言わせるくらい疑問をぶつけてくる」と語る。貪欲な姿勢で成長を遂げている。「体力、技術、筋力全てで足りないことがある。高校の大会で1位になっただけ。満足してはだめ」。向上心を胸に、世界に挑む。
(山本武志)

 <森野、6位に悔しさ> 男子1万メートルで山形中央2年の森野は6位だった。「目指した表彰台に届かず、タイムにも満足していない」と悔しさをにじませた。
 34秒台半ばのラップを刻んだ序盤は予定通り。しかし、中盤をすぎたあたりから、足の動きが鈍くなり、呼吸も乱れてしまった。「うまく体重を乗せられずに減速し、ラップが落ちてしまった」と唇をかんだ。
 最終日には団体追い抜きが控える。「悔しさをぶつけたい」と語った。

 <清川、全力で滑り切り8位入賞> 男子1500メートルで八戸西の清川が8位に入った。大会直前までスランプに見舞われ、福島入りしても調子は上向かないまま。本番のレースは「細かいことは考えず、全力で滑り切ろう」。気持ちの切り替えが奏功したようだ。
 今大会、八戸西勢では初めての入賞を果たし、「仲間の喜ぶ姿がうれしかった」と話していた。


2019年01月26日土曜日


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