宮城のニュース

<ベガルタ>期待の新戦力(7)経験積み得点力に磨き FW長沢駿(30)

[ながさわ・しゅん]192センチ、82キロ。清水ユースから07年にトップ昇格。通算はJ1で109試合出場28得点、J2で79試合出場12得点。昨年4月のYBCルヴァン・カップ1次リーグ名古屋戦では前半だけで4得点の離れ業を演じた。趣味は妻との旅行。静岡県出身。

 192センチの高さを生かした空中戦で強さを発揮する。サイドからのクロスを攻撃の柱に置く仙台には格好のストライカーで、2年前からオファーを受けていたという。「熱心に誘ってくれ、仙台でプレーしたいという思いが強くなった」と感謝する。
 熱望された長所を多くの移籍経験で磨き上げた。最初に加入した清水で出場機会が得られず、2011年から熊本、京都、松本を渡り歩いた。清水への復帰を経て15年からG大阪で3年半プレーし、17年に全34試合出場で10得点と初の2桁をマーク。昨季途中は神戸に期限付き移籍し、仙台が7チーム目となる。
 「移籍先では自分の良さを出さないと認めてもらえない。特に初得点を決めた時はみんなが喜んでくれる。あれは経験すべきだ」。結果を出すために常にチーム優先を心掛け、ゴールだけでなく前線で守備にも走り回る。1試合の走行距離がトップクラスの11、12キロに及ぶことも多いという。
 盛んな移籍には顔が広くなった効果もある。平岡は清水、飯尾は松本、金正也とはG大阪で共にプレー。特に神戸で一緒だった松下はパスの供給源として「僕の動きに合わせてくれる、本当にうまい選手。もっと彼の良さを引き出してあげたい」と高く評価。移籍先で最初の課題となる連係面に不安はない。
 今季の個人での目標は「最低でも2桁得点」と2季ぶりの大台に乗せること。「自分の力でサポーターに認めてもらいたい」。求められた場所で貪欲に結果を追い求める。その姿はまさに「ゴール請負人」だ。(原口靖志)


2019年01月27日日曜日


先頭に戻る