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<全国高校スケート>女子団体追い抜き 山形中央制す

スピード女子団体追い抜き 優勝した山形中央の(右から)小坂、高橋、福田(庄子徳通撮影)

 全国高校スケート、アイスホッケー選手権第5日は26日、郡山スケート場などで行われ、スピードの女子団体追い抜きは山形中央が制した。郡山商(福島)は3位。男子は白樺学園(北海道)が勝ち、山形中央は2位だった。学校対抗の男子は白樺学園が3年連続34度目、女子は山形中央が3年連続3度目の優勝。

◎力合わせて3連覇達成

 女子団体追い抜きは山形中央が3分26秒11で3連覇を果たした。目標の大会記録更新はならなかったが、小坂は「力を合わせてつかんだ優勝」と、メンバーと喜びを分かち合った。
 3人一組で先頭を交代しながら、空気抵抗による体力消耗を避けてタイムを争う。平昌五輪の女子日本代表金メダルでもおなじみになった種目は、整った隊列を保ちスムーズに先頭を入れ替わるチームワークが欠かせない。
 序盤と終盤はエース小坂が引っ張った。2年だが長距離種目では最上級生。「昨年は先輩のおかげで勝てた。今年は自分がみんなを支える」とリーダーの自覚を十分に見せた。
 2番手の高橋は今大会1000メートルを制した勢いに乗り、スピード感あふれる滑りを見せる。3番手福田は粘り強さを発揮。最後に再び小坂が先頭に立っても、疲労をものともせずに食らい付いた。
 来年もこの3人でチームを組む可能性が高い。来年のインターハイは北海道の屋内リンクで、記録更新の期待がかかる。3人は「次こそ新記録を出す」と力を込めた。(山本武志)

<男子は山形中央2位「次こそ優勝」>
 男子団体追い抜きは山形中央が2位。チームの中心を担った森野は「全員2年生でもこの結果を出せたのはよかった」と振り返った。
 強風と連戦の疲労も影響し、中盤あたりからラップタイムが2秒落ちてしまった。「1秒に抑えていれば優勝もあり得た。そこが1位との差」と悔やんだ。
 昨年に続き、北海道・白樺学園の後塵(こうじん)を拝した。来年もこのメンバーで戦うことが濃厚。森野は「各自が鍛え直して個の力を伸ばし、次こそ優勝したい」と雪辱を誓った。

<地元郡山商、初の3位に喜び>
 女子団体追い抜きで郡山商が初の3位入賞を果たした。出場した秋山、遠藤、安田の3人は「地元開催のインターハイで最後に結果を残せた」と喜び合った。
 小学生の頃から一緒に滑り続けてきた。息の合った動きでスムーズな先頭交代を見せ、コンパクトな隊列を保ち続けて空気抵抗によるロスを減らした。最後は横一列でフィニッシュ。エースの秋山は「平昌五輪の日本代表から学んだ。陣形を乱さない滑りができた」と胸を張った。
 最終日は強風と吹雪に手を焼く選手も多かったが、3人は「いつも練習する場所だから気にならない」と苦にしなかった。黒沢監督は「高校入学前から見てきた選手たち。よくここまでやってくれた」と満面の笑みでたたえた。


2019年01月27日日曜日


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