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小高復興へ新たな拠点 飲食店や子育てサロン備えた交流センター開所

小高交流センターの「ゆめ広場」で遊ぶ来場者ら

 福島県南相馬市が小高区中心部に整備した復興拠点施設「小高交流センター」が完成し、現地で26日、式典があった。子育てサロンや屋内外の遊び場、マルシェ、飲食店などを備えた。
 東京電力福島第1原発事故に伴う避難指示が小高区のほぼ全域で解除されて2年半余り。市は施設を活用して帰還や移住を増やしたい考えだ。
 約100人が出席した式典で、門馬和夫市長が「昨年末、近くにできたスーパーとの相乗効果で帰還意欲の増加につながる」とあいさつ。渡辺博道復興相が「復興のシンボルとして一層のにぎわいに寄与すると期待している」と述べ、関係者がほら貝を合図にテープカットした。
 市は小高区役所南側の敷地約5900平方メートルに、木造や鉄筋の大小6棟(延べ床面積計約1900平方メートル)を整備。国の交付金など17億円を活用した。天然芝の「小高はらっぱ」やジム、サーフショップもある。
 施設の名付け親で小高産業技術高1年の高橋晃大さん(16)=南相馬市鹿島区=は「通学電車の待ち時間にさまざまな施設を友達と使ってみたい」と話した。
 小高区の居住者は現在約3000人。震災前は約1万3000人が暮らしていた。


2019年01月27日日曜日


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