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技能実習生、復興に貢献 地元住民と交流イベント、異国文化学ぶ 塩釜

母国インドネシアの踊りを披露する技能実習生

 「外国人技能実習生との交流イベントinしおがま」(宮城県主催)が27日、塩釜市魚市場で開かれた。市内の水産加工場で働くアジアの技能実習生約50人と地元住民約70人が参加し、理解と親睦を深めた。
 技能実習制度や県内の傾向などの説明に続き、市内の受け入れ企業3社が実践例を発表した。東日本大震災前後に人手不足から受け入れを決めたことや、今や戦力として欠かせない現状を説明。「実習生はコミュニケーション能力が高く、当社の活性化につながっている」(ぜんぎょれん食品)との報告もあった。
 インドネシアとベトナムからの実習生はそれぞれ母国の踊りを披露し、喝采を浴びた。参加者は実習生手作りのベトナム料理を囲み、交流も楽しんだ。
 参加した塩釜市の主婦(80)は「みんな真面目でかわいいし、物怖じしなくていい。思い切って参加してよかった」と話した。
 市の昨年4〜6月の調査では、市内34社で技能実習生360人を受け入れている。国籍別にベトナムが210人と最多で、次いで中国、インドネシアなど。市国際交流協会は日本語教室開講などで支援している。
 県国際化協会によると、県内の実習生は食料品製造(56%)と建設(24%)の業種が多く「震災復興に貢献している」(大泉貴広総括マネージャー)という。


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2019年01月28日月曜日


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