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<女川原発>市民団体が集会 再稼働の是非問う県民投票の意義確認

 東北電力女川原発2号機(女川町、石巻市)の再稼働の是非を問う住民投票条例の制定を目指す市民団体「県民投票を実現する会」は27日、仙台市青葉区のエルパーク仙台で学習集会を開き、民意をくみ上げる投票実現の意義を確認し合った。
 市民ら約250人が参加。成蹊大法科大学院の武田真一郎教授(行政法)が講演し、徳島市で2000年1月、吉野川への可動ぜき建設の是非を問うため実施された住民投票について、市民団体の世話人を務めた自身の経験を紹介した。
 武田氏は投票実現と建設撤回までの経緯を振り返り「反対ありきではなく、賛否どちらの意見にも耳を傾けてもらえるように進めることが大切だ」と強調。投票を機に議論を活性化させる意義を訴えた。
 参加者との質疑もあり、「住民投票の選択肢として、多様な民意を反映させるような工夫が必要ではないか」との質問には、武田氏は「政策決定のために行う投票はアンケートとは違う。2択でないと票がばらけ、かえって民意がつかめない」と持論を述べた。
 「実現する会」は2月、11万人以上から集めた署名を県に提出する。県民投票条例案は県議会2月定例会(13日開会予定)で審議される見通し。多々良哲代表は「県議などに働き掛け、もう一度世論をつくっていこう」と呼び掛けた。


2019年01月28日月曜日


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