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旧八幡村信仰の歴史、住民の保管資料50点を紹介 宮城・多賀城で資料展

多賀城市の旧八幡村を紹介した資料展

 多賀城市埋蔵文化財調査センターの本年度資料展「地域の文化財−八幡村」が、同センター展示室で開かれている。地域住民が保管してきた信仰に関わる資料など約50点を3月21日まで展示している。
 江戸時代に市内にあった13村ごとの文化財調査の結果を発表する第1弾。市南東部の旧八幡村を対象に、昭和初期の契約講の名簿や台帳、江戸時代の屋敷絵図などを写真パネルや地図を使って紹介している。
 旧八幡村北部の「八幡沖地区」の説明では、南東部にあった「沖区」に1943年に多賀城海軍工廠(こうしょう)が置かれ、3集落の住民が集団移転してきたことを紹介。移転後もゴマダサマ(護摩壇様)や萩原神社、沖地蔵などが厚く信仰されているという。
 中世は八幡氏が治め、江戸時代には天童氏が領主だった影響で、八幡氏家臣だったとみられる農家が天童氏の武家と軒を連ねていた絵図を紹介している。同じ臨済宗妙心寺派ながら宝国寺は天童氏、不〓(ふりん)寺は八幡氏の子孫がそれぞれ多いという。
 午前9時〜午後4時半。月曜と祝日翌日は休館。入場無料。連絡先は同調査センター022(368)0134。

(注)〓は石へんに隣のつくり


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2019年01月30日水曜日


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