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<原子力規制委>再処理工場審査大詰め 原燃、最終補正書提出へ

 原子力規制委員会は28日、日本原燃が稼働を目指す使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)の新規制基準適合性審査会合を開いた。審査は最終盤。規制委が求めた重大事故対策の追加説明に異論は出ず、「合格」に一歩近づいた形となった。原燃側は「本日で説明を尽くした」として、今回の審査などを反映した最終の補正書を3月末までに提出する考えを明らかにした。
 同日は(1)再処理工場で生じる濃縮廃液が冷却機器の故障などで蒸発し、放射性物質が放出される「蒸発乾固」(2)プルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料工場での臨界事故−の対策を中心に議論した。
 終了後、規制委側は近く予定される定例会合で更田豊志委員長らに状況を報告し、今後の進め方について判断を仰ぐ方針を示した。
 原燃幹部は「補正書は中身を十分精査し、できるだけ早く出したい。年度を越えることはないと思う」と話した。
 再処理工場は昨年9月に主な審査をいったん終えた。規制委は事実上の合格証に当たる「審査書案」を作成していたが、議論が不十分な項目が判明し、改めて審査会合を開いた。


2019年01月29日火曜日


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