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宮城・七ケ浜重油漏れノリ被害 県が生活支援策検討

被害を受けた漁業者らと意見交換する村井知事(中央)

 仙台塩釜港でコンテナ貨物船から重油が漏れ、宮城県七ケ浜町のノリ養殖が今季の生産を中止した問題で、村井嘉浩知事は29日、同町の県漁協七ケ浜支所を訪れ、漁業者に生活資金を貸し付ける際の利子補給などの支援策を検討する考えを示した。
 村井知事は漁業者との意見交換後の取材に対し「壊滅的な被害で生活の糧が奪われた。利息がない状態で(資金を)借りられるように県漁協と検討する」と強調。「重油の除去に全力で取り組む。再び最高級ノリを生産できるように支援する」と述べた。
 支所では被害状況などの説明を受けた。出席したノリ生産者約30人からは、当面の生活支援と早期の重油除去を求める声に加え、県港湾事務所から支所への連絡が発生翌日の21日朝になったことに「あまりに遅い。連絡が早ければここまで広がらなかった」と批判が上がった。
 支所などによると、重油の流出量は約1500リットルとみられ、被害総額は最大14億円に上る見込み。
 県は29日、融資制度の紹介や今後の経営計画の作成支援などに当たる相談窓口を仙台地方振興事務所水産漁港部(塩釜市)に設置した。


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2019年01月30日水曜日


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