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<ベガルタ>期待の新戦力(10完)戦う姿勢で好機つかむ DF照山颯人(18)

[てるやま・はやと]182センチ、70キロ。3歳上の兄の影響で小学1年でサッカーを始めた。同期の田中とは練習試合で2度対戦。新加入会見ではサポーターに「レジェンド(元仙台選手の岩本輝雄さん)と同じ『テル』と呼んでほしい」と呼び掛けた。千葉県出身。

 182センチの長身と高精度のロングフィードが持ち味の成長が楽しみなセンターバック。心の中には力強い闘志が宿る。優しい表情に隠れがちな一面を数少ない好機で表現し、プロへの夢をつかんだ。
 昨年7月に仙台の練習に参加。「自分のできることを全部やろうと思った」とプロ相手に臆せず激しく体を当てに行き、首脳陣を驚かせた。渡辺監督は「スイッチを入れて戦える勘のいいメンタリティーを持っている」と評価。昨季途中まで活躍し、同9月にCSKAモスクワ(ロシア)に移籍した西村も「ガツガツいく姿勢は俺と同じにおいがする」と感心したという。
 柏U−15(15歳以下)を経て東京・成立学園高でプレー。主将として約150人もの部員を統率した。「個々の能力は高くて自我が強く、まとめるのが大変だった」。自らが率先して練習に打ち込むことで仲間を引っ張り、勇気を持って戦う姿勢を培った。
 「仙台に練習参加した時のような気持ちを出したい」と常に闘志を出し続けることを課題に置く。キャンプで同部屋の大岩から気迫あふれるプレーを学ぼうとしている。「大岩さんみたいに食事と筋力トレーニングで体を大きくしないとやっていけない。体重をあと5キロは増やしたい」
 もう一人、意識するのはプレースタイルが近い板倉。昨季の仙台での活躍が評価され、イングランド・プレミアリーグの名門マンチェスター・シティーとの契約を勝ち取った。「活躍すれば海外に行ける。夢が広がった」。闘志をかき立てる格好の目標ができた。(原口靖志)


2019年01月30日水曜日


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