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<E番ノート>シーサー 第二の人生

 昨季限りで11年間のプロ生活に終止符を打った東北楽天の伊志嶺忠さん(33)が、チームのブルペン捕手として第二の人生を歩んでいる。「シーサー」の愛称で親しまれた穏やかな人柄は裏方になっても変わらない。
 22日の楽天生命パーク宮城(仙台市)の室内練習場。伊志嶺さんは自主トレーニングに励む選手のキャッチボール相手になった後、打撃投手を買って出た。今季から主将になった銀次、昨季新人王に輝いた田中らに投じた球数は優に300を超えた。銀次を「えげつないボール」と驚かせるほどの力強い球も見られた。
 「今のはホームラン」と当たりを自画自賛する銀次に対し「それは(ホームランになるのは)ソフトボール球場や」とつっこみ、和やかな雰囲気をつくる。田中には「新人王は去年のこと。今年も一から頑張れ」と投げながらハッパを掛けた。
 100球を超えたあたりで周囲から「もうやめたら。断る勇気も必要ですよ」と言われたが「大丈夫」と最後まで笑顔を絶やさなかった。
 「僕も現役時代に多くの人からサポートを受けた。それを思いながら支えたい。シーズン中にチームがつらい時は明るくなるように盛り上げたい」。シーサーは沖縄の守り神。イーグルスのシーサーは裏方としてチームを見守る。
(狭間優作)


2019年01月30日水曜日


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