宮城のニュース

<東北電>石巻ガスと業務提携 法人向け拡大 都市ガス事業者とは初

 東北電力は30日、都市ガスの石巻ガス(石巻市)と業務提携の基本契約を結んだと発表した。石巻ガスの供給地域の法人顧客を対象に、電力とガスの販売で連携する。東北電が都市ガス事業者と提携するのは初めて。ガス事業を強化し、収益増を目指す。
 東北電はグループ企業の東北天然ガス(仙台市)を通じ、2013年9月から石巻ガスに天然ガスを供給している。今後はガス販売の拡大に向けた共同の法人向け営業や、電力・ガスのセット提案を進める。家庭向けでの連携も検討する。出資や共同会社の設立はない。記者会見した東北電の原田宏哉社長は「石巻の復興や産業発展に貢献したい」と述べた。
 東北天然ガスは東北6県の公共・民間の都市ガス事業者15社にガスを卸供給しており、今後東北電は他社との提携も検討する。新仙台火力発電所(仙台市宮城野区)で液化天然ガス(LNG)出荷施設が18年8月に運転を始め、販売強化を進めている。
 石巻ガスは1959年設立、従業員33人。顧客数は石巻市内に約1万3000件。同社は「工業地域の顧客にガスと電力の最適な提案をしたい」と話した。


関連ページ: 宮城 経済

2019年01月31日木曜日


先頭に戻る