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宮城・丸森のメガソーラー建設地に不法投棄 宮城県警が容疑の4人逮捕、1人否認

地中に埋められた廃棄物を掘り起こす捜査員ら=昨年10月17日、宮城県丸森町

 宮城県丸森町の大規模太陽光発電所(メガソーラー)建設地に産業廃棄物を埋めたとして、角田署などは30日までに、廃棄物処理法違反の疑いで、いずれも解体業の高野清(62)=いわき市常磐湯本町=、中島工(63)=同=、柄木田(からきた)剛久(55)=同=、建設会社社員鈴木穂積(67)=宇都宮市=の4容疑者を逮捕した。
 4人の逮捕容疑は共謀して2018年8月1日〜9月6日、丸森町耕野の山林のメガソーラー建設地に石こうボード片約36トンを埋めた疑い。鈴木容疑者は「知らない」と容疑を否認し、主導役とみられる高野容疑者と中島、柄木田両容疑者は「間違いない」などと認めている。
 県警は同年10月、工事関係者からの不法投棄に関する通報を受けて現場検証を実施。深さ約3メートルの地中から石こうボード片が入った縦、横、高さ各1メートルのフレコンバッグが86トン分見つかった。県警は4人が他にも不法投棄に関わったとみて裏付けを進める。
 捜査関係者によると、当時の土地所有者の関係者が12年、リサイクル業者に運ぶため石こうボード約200トンを現場に持ち込み、そのまま放置。所有者が昨年、栃木県のメガソーラー事業者への土地売却時、4人に石こうボードの処理を1400万円で委託したという。
 県警によると、4人は産廃処理に必要な収集運搬業の許可を持っていなかった。現場に運搬用の大型トラックを持ち込んだ形跡もなく、県警は4人が当初から不法に埋設するつもりで処理を受託したとみている。
 メガソーラーは18年11月に稼働を開始。敷地面積は約5.8ヘクタールで、出力は約3メガワット。


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2019年01月31日木曜日


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