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<いじめ母子心中>学校の対応不適切 議会理事会に仙台市教委が説明

 仙台市泉区で寺岡小2年の女児(8)と母親がいじめを苦に無理心中したとみられる事件に関連し、死亡直前のいじめ調査で母子が「いじめがあった」「現在は続いていない」の両方に丸を付けていたことが、31日分かった。市教委の担当者は「(回答をうのみにせず)細やかに対応すべきだった」と学校側の対応が不適切だったとの認識を示した。
 同日開かれた市議会いじめ問題等対策調査特別委員会理事会で、市教委が明らかにした。調査は昨年11月14日に母子から提出されたもの。
 杉山勝真学校教育部長は「昨年10月以降、新たにいじめの相談がない中で調査した。女児らと十分に相談しなかった」とした上で、「油断があった。細やかに対応すべきだった」と釈明した。
 同小の瀬戸幸子校長は「しにたいよ」と書いた女児の手紙を見た昨年8月24日に詳しい事情を聴いておらず、杉山部長は「学校の対応が良かったかどうかは、反省を含めて検証が必要だ」と述べた。
 関係児童の保護者との面談の際、質問のメモを瀬戸校長が無断で相手側に渡したことには「校長の判断で相手側の心の用意として渡した。了解を得ておらず、学校としての対応は良くなかった」と語った。


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2019年02月01日金曜日


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