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田代島、より近く 新高速旅客船「シーキャット」お披露目

披露された高速旅客船「シーキャット」

 石巻市の離島航路を運航する網地島ライン(石巻市)の新高速旅客船「シーキャット」(109トン、定員220人)が完成し、同市の石巻中央発着所で1日、披露された。田代島までの所要時間は10分以上短縮され、住民の利便性向上と観光誘客が期待される。

 新船は全長約30メートル、幅約6.5メートルのアルミ合金製で、航海速力は26ノット。広島県尾道市の造船会社「ツネイシクラフト&ファシリティーズ」が造った。建造費は約5億円。東北運輸局の審査を経て、3月までの就航を見込む。
 現在運航する旅客船「ブルーライナー」と「みゅう」は廃止される。石巻と田代島間の所要時間はブルーライナーで38分だったが、新船は25〜28分となる。
 新船のお披露目後、観光関係者ら約60人が試乗し、速度を体感した。
 網地島ラインは昨年12月、離島航路として30年ぶりとなる新造船の高速カーフェリー「マーメイドII」(113トン、定員231人)を就航させた。田代島までの所要時間は47分で「マーメイド」より15〜20分短縮した。
 マーメイドIIの就航に合わせ、同社は本社事務所を石巻市中央1丁目に移転。約195平方メートルの待合室を備え、利用者が横になって休めるスペースを確保した。
 同社の高橋健浩業務部長(46)は「シーキャットとマーメイドIIの高速船が新たにでき、利便性が向上した。石巻の観光の起爆剤になってほしい」と期待感を示した。


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2019年02月02日土曜日


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