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さよならは背中で 被災者を6年間励ましたラオスのゾウ、役目終え3月帰国

ブンミーの背中でゾウライドを楽しむ来園者
当初の予定を延長し、被災者を励まし続けたブンミー

 東日本大震災の被災者に笑顔を取り戻してもらおうと、ラオスから一関市の岩手サファリパークにやって来たアジアゾウ2頭が、役目を終えて3月に帰国する。サファリパークでは2月28日まで「ゾウ感謝祭」を開催中。多彩な芸で被災者を励ましてきた人気者と触れ合う最後の機会となる。
 ラオス政府の計らいで岩手にやって来たのは、ともに雌のブンミーとカンピアン。震災発生翌年の2012年9月、象使いと一緒に派遣された。
 ショーでハーモニカ演奏やフラフープを披露する姿が人気となり、当初3年間だった滞在予定を3年間延長した。
 感謝祭の期間中は毎日、背中に乗って散歩する「ゾウライド」の料金が半額の1000円になる。土、日曜と祝日にはバスケットボールのフリースロー対決、ラオスの民俗衣装を着用しての記念撮影会なども企画する。
 副支配人の中鉢徳博さん(42)は「ゾウの背中に乗ることができる施設は、日本では数少ない。最後の触れ合いの時間を楽しんでほしい」と呼び掛けている。
 午前9時半〜午後4時半。水曜休園。中学生以上2700円、3歳から小学生まで1500円、65歳以上1500円。キャンペーン期間のため、2月末まで青森、岩手、宮城、秋田の4県在住者は半額。連絡先は岩手サファリパーク0191(63)5660。


2019年02月02日土曜日


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