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<仙山カレッジ>仙台でフォーラム「新しい起業モデルを」地域資源活用など議論

仙山圏のローカルベンチャーの在り方を探った仙山カレッジ

 宮城、山形両県にまたがる仙山圏をモデルに広域連携の在り方を考える仙山カレッジ(河北新報社主催)の第38回フォーラムが2日、仙台市青葉区の河北新報社本館ホールであった。「起こそう 仙山ローカルベンチャーの風」をテーマに意見を交わし、約100人が聴講した。
 既存建築物や地元食材などの地域資源を活用した起業活動や事業を始める際の課題を議論し、仙山圏オリジナルのベンチャーの未来像を探った。
 パネル討論で、ローカルベンチャーに関わりの深い東北芸術工科大教授の馬場正尊氏は「仙台は都市性、山形は温泉などの地域資源を持ち、距離感も近い。それを生かせば新しい起業のモデルが構築できるはずだ」と強調した。
 仙台市の人材育成会社「ゆいネット」社長の稲葉雅子氏は「仙台は中心部で起業する場合、賃料などの面で厳しい。仙台にこだわらず、自分がつくる商品の良さで地域に人を呼び込む発想があってもいい」と話した。
 仙台市のインターネットPR会社「マイティー千葉重」社長の千葉大貴氏は「仙台の秋保地区は1500年の温泉文化の歴史があり、仙台と山形の中間地点にある。両地区のつなぎ役となり、新たなビジネスを見いだしたい」と語った。
 カレッジ座長で宮城学院女子大現代ビジネス学部長の宮原育子氏は「ベンチャー起業の目的で、地域に根を張り、役立つ存在になりたいという傾向が増えている。そういう若者の志向を大事にしたい」と総括した。


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2019年02月03日日曜日


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