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<奇習・カセ鳥>「カッカッカー」上山の伝統行事、今年で復活60年

上山市の伝統行事「カセ鳥」=2017年2月11日(市観光物産協会提供)

 上山市の旧正月行事「カセ鳥」が今年も11日に催される。江戸期に始まった行事が明治期にいったん廃止され、その後市民によって再開されて60周年の節目の年。記念事業の写真展やフォーラムなどが開かれる。
 市観光物産協会などによると、カセ鳥はわらで編んだみのをかぶり鳥に扮(ふん)した若者が「カッカッカー」という掛け声とともに市内を踊り回る伝統行事。防火や商売繁盛を願う奇習で、多くの見物客でにぎわう。
 1896年、日清戦争などの影響で時節に合わないとされ廃止。1959年に当時の市民や郷土史家によって再開された。
 再開60周年を記念し上山城郷土資料館で開かれている「カセ鳥写真展」には公募に寄せられた50点が出品されている。2日に同館で開く記念フォーラムは1986年結成の加勢鳥保存会が主催し、歴代会長らが廃止から復活までの経緯や背景を語り合う。
 写真展は24日まで。午前9時〜午後5時15分。大人410円、高校大学生360円、小中学生50円。記念フォーラムは午後2〜3時半。参加するには資料館の入館料が必要。連絡先は上山城郷土資料館023(673)3660。


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2019年02月03日日曜日


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