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<オルレ>20年前誕生の旧唐桑町キャラ「オーレ君」に脚光 似ている名前、問い合わせ急増

唐桑半島ビジターセンター前に設けられた写真撮影用の「オーレ君」(右)

 韓国版トレッキングコース「オルレ」の気仙沼・唐桑コース(10キロ)がある宮城県気仙沼市唐桑町で、合併前の旧唐桑町の観光キャラクター「オーレ君」の存在感がじわじわ高まっている。名称が似ているため、オルレ参加者からの問い合わせが急増。地元観光協会も売り出し方を模索し始めた。

 「オーレ君」は太平洋にそびえる唐桑半島のシンボル「折石(おれいし)」(高さ16メートル)にちなんでつくられた。唐桑町観光協会によると、約20年前に同協会の職員が考案したという。気仙沼市と唐桑町は2006年3月に合併し、その後、市観光キャラクター「ホヤぼーや」が誕生したこともあり、最近は影が薄くなっていた。
 転機は昨年10月の気仙沼・唐桑コースの開設。スタート地点である唐桑半島ビジターセンターで売られているグッズを見たコース利用者からセンターのスタッフに、「オルレと関係があるのですか」「オルレ関連のグッズですか」などの問い合わせが増えた。
 「折石」はコースの見どころでもあり、韓国の済州島にも似たような巨石があるため、韓国人からの問い合わせもあったという。
 センターにはポロシャツやメモ帳、缶バッジなどの「オーレ君」グッズがあり、石をキャラクターにした珍しさとオルレに似た名称から、記念品に買い求める参加者もいる。
 協会はビジターセンター前にあった写真撮影用の「ホヤぼーや」の隣に合板で作ったオーレ君を設置した。コースを歩く姿をイメージして、右手にはつえを持たせた。地元の唐桑観光ガイドの会がそろえるポロシャツの左肩にも「オーレ君」が描かれる予定だ。
 観光協会の担当者は「オルレ人気の上昇とともに、地元で親しまれたオーレ君の認知度もどんどん上がってほしい」と期待する。


2019年02月04日月曜日


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