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<東日本大震災>復興への課題を共有 宮城県内の組織が交流会

震災復興に向けたまちづくり事例などが報告された交流会

 東日本大震災からの復興や地域課題に向き合う宮城県内各地の組織が情報を共有する「みやぎまちづくり自慢大会」(みやぎ連携復興センター主催)が3日、石巻市の市総合福祉会館みなと荘であった。
 初開催で、まちづくり協議会や町内会、行政から約60人が出席。「おらほのまちづくり自慢」と題し、5団体が事例発表した。
 気仙沼市の「大谷里海(まち)づくり検討委員会」は、被災した大谷海岸の砂浜を守るため行政の防潮堤計画を変更させた取り組みを紹介。三浦友幸事務局長は「勉強会や祭りを通して住民の合意形成を図った。信頼関係を築き、協働の輪で課題を解決できた」と話した。
 東松島市の「あおい地区会」は、大規模な防災集団移転団地で「日本一のまち」を目指す活動を報告した。小野竹一会長は高齢者を見守る仕組みづくりや農園作業による介護予防を挙げ、「将来は住民の健康維持に向けた取り組みを検討していく」と意欲を語った。
 出席者は「活動資金はどう集めたのか」「住民の参加率は」など質問や意見を付箋に書いて会場に張り出した。それらを参考にしたパネル討論や意見交換の場もあり、交流を深めた。


2019年02月04日月曜日


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