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<NPOの杜>音で読書を楽しむ

 日ごろ何げなく見ている新聞、雑誌、書籍。日々の生活に欠かせない情報や心を豊かにしてくれる小説など、生活の幅を広げ、楽しみを与えてくれていることでしょう。
 しかし、これらは全て目で読むものばかり。視覚に障害のある人は、このままの状態では読むことができません。
 指先を使って読む点字の本もありますが最近では中途失明者も多く、小さい頃に点字を勉強した人でなければ使える人が少ないのが現状です。
 そこで、書いてある文字を声に出して読み、字を音に変えることで目の不自由な人にも本を楽しんでもらおうと、「宮城音訳奉仕会」は、録音図書の作成や、テープ雑誌「テープみやぎ」の発行などの音訳活動を行っています。
 このテープには、生活や街の話題、海外やスポーツ、健康、料理、図書紹介のコーナーがあります。現在、この活動で読書を楽しみ、情報を得ている利用者は県内で約900名。皆さん楽しみにしています。
 支える音訳奉仕員は、固有名詞や地名の読み方を調べ、正しく、くせのない発音で読み、本では図や写真などの説明もします。毎年開催する養成講座(1年間)の受講が必要です。詳しくは宮城県視覚障害者情報センターまで。
(認定NPO法人杜の伝言板ゆるる 古川理妙)


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2019年02月04日月曜日


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