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<スミ付け祭り>すすペタッ 黒さにニコッ 無病息災や厄よけ願う

軍手のすすを顔に塗り付けられる子ども=2日午後6時40分ごろ

 顔に黒いすすを付け合って今年一年の無病息災や厄よけを願う伝統行事「スミ付け祭り」が2日夜、岩手県矢巾町の実相寺であった。
 県内外の約400人が集まり、約3〜4メートルに積み上げたスギの枝を燃やしてすすを作った。参加者は「無病息災」などと唱えながら顔が真っ黒になるまですすを付け合い、互いの幸せを願った。
 中には顔にすすを付けられて泣き出す子どもや、あまりの顔の黒さに笑い合う観光客もいた。
 矢巾東小5年の武田優空(ゆあ)さん(10)は「友達と塗り合って楽しかった。ハンドボールが上達するようにとお願いした」と話した。
 実相寺によると、スミ付け祭りの起源は約400年以上前とされる。寺に祭られた観音像が火災を免れ、その御利益を授かろうと始まったのが由来という。


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2019年02月04日月曜日


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