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<大橋欄干かさ上げ>一体感を重視 仙台市がデザインを公表

既存の欄干の上部に設ける構造物のイメージ

 仙台市は4日、青葉区の広瀬川に架かる大橋の欄干のかさ上げに使う構造物のデザインを公表した。既存の欄干との一体感を重視し、神社仏閣の木製高欄(こうらん)(手すり)を意識した和風の意匠や色合いなどを引き継ぐ。市は年内の工事完了を目指す。
 構造物は手すり状で高さ20センチ。欄干の上部に追加し、国の設置基準の高さ110センチを満たす。欄干と同じコンクリート製で、同色の塗装で仕上げる。4カ所あるバルコニーの支柱は、先端を三角屋根の形にする。
 大橋は1938年に完成した鉄筋コンクリートのアーチ橋。長さ116メートル、幅11メートル。藩制時代に仙台城大手門と城下町をつないだ「仙台橋」が前身とされ、欄干に灯籠を配置した和風の意匠は、2001年に市都市景観賞を受賞している。
 欄干の高さは現在90センチで国基準を満たしていない。2014年には欄干から男性が誤って転落し、軽傷を負う事故も起きており、市は欄干のかさ上げを決め、景観に配慮したデザインを検討していた。構造物を製作し、今秋には着工する。


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2019年02月05日火曜日


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