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<南三陸・防潮堤設計ミス>「認識甘かった」宮城県担当者が説明会で陳謝

設計ミスの経緯を説明する県職員

 東日本大震災で被災した宮城県南三陸町志津川で県が進める防潮堤工事の設計ミスを巡り、県気仙沼地方振興事務所は5日、地元の住民に問題の原因や今後の対応を説明した。
 ミスが発覚したのは、旧松原公園周辺に建設する全長294メートル、高さ8.7メートルの松原防潮堤。住民団体「志津川地区まちづくり協議会」と2015年に合意した場所から海側に最大10メートルずれ、保全する計画だった周辺の干潟の一部をつぶす可能性があった。
 町内であった説明会に協議会の役員ら10人が出席。同事務所水産漁港部の熊谷哲漁港整備専門監が「あってはならないミスで反省している」と陳謝した。
 ミスの原因について、担当者は「県側が詳細設計で(干潟の保全より)防潮堤と河川堤防の境界を明確にすることを優先してしまった。保全範囲に対する認識も甘かった」と説明した。
 同事務所は今後、協議会と情報共有し、設計を修正する方針。協議会の及川渉会長(37)は「防潮堤のより良い設計に向け、県と連携を図りたい」と話した。


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2019年02月06日水曜日


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