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<宮城県警>外国人が安心して過ごせる環境を タブレット翻訳など対策強化へ

建物上部に「POLICE」の表記がある仙台市内の交番

 宮城県警は新年度、多言語の翻訳機能付きタブレット端末の導入など外国人の安全対策を強化する。外国人労働者の受け入れ拡大や、2020年東京五輪・パラリンピック開催などに伴う訪日外国人旅行者(インバウンド)の増加を見据え、外国人が県内で安心して過ごせる環境整備を図る。
 タブレットは音声入力で40カ国語、文字入力で61カ国語に対応可能。試験的に10台を仙台空港、JR主要駅周辺などの交番や派出所に配備し、道案内や遺失物の問い合わせ、事件の相談受け付けに役立てる。20年度以降も順次台数を増やす方針。
 外国人が認識しやすいよう警察施設での「POLICE」表示も増やす。19年度は、東京五輪の男女サッカー競技会場となる宮城スタジアム(利府町)を抱える塩釜署管内や仙台市内を中心に59カ所でプレートなどを設置。21年度までにほぼ全施設に整備する。
 県警によると、18年の外国人からの110番は358件(前年比59件増)で過去最多だった。16年に約1000件だった県警本部の通訳センターの取扱件数も17、18年は約1700件と高水準が続く。
 県警警務課の担当者は「外国人対応の必要性は今後ますます高まる。取り組みが円滑なコミュニケーションに役立つことを期待する」と話す。


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2019年02月07日木曜日


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