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東日本大震災で全壊の直売所「夢いちごの郷」8年ぶり再建、住民にお披露目 宮城・山元

大勢の町民でにぎわった売り場

 東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県山元町が、JR常磐線坂元駅前に建設を進めていた農水産物直売所「やまもと夢いちごの郷(さと)」が完成し、6日、2日間の日程で町民ら関係者向けの営業を始めた。9日にグランドオープンする。津波で全壊し、仮設店舗で営業していた直売所「夢いちごの郷」が8年ぶりに再建され、同町高瀬の旧店舗跡から南へ約4キロ移した。
 建設場所は被災者の集団移転先として整備された新市街地の商業用区画で、直売所は復興に向けた交流人口拡大の拠点として期待される。
 木造平屋で延べ床面積約450平方メートル。売り場にはイチゴやリンゴ、ホッキガイといった旬の地場産品が並び、大勢の町民が買い物を楽しんだ。同町山寺の無職村川定義さん(83)は「山元らしい商品がたくさんある。町外の人を連れて訪れたい」と笑顔を見せた。
 総工費は約2億7800万円で復興交付金を活用した。駐車場は約150台分で、道の駅にする構想もある。
 町や農協など関係団体、住民らが出資した株式会社「やまもと地域振興公社」(社長・斎藤俊夫町長)が運営する。開業3年目までに年間売り上げを3億円程度に伸ばし、単年度収支の黒字化を目指す。
 9日はイチゴや焼きホッキなどを数量限定で振る舞う。営業時間は午前9時半〜午後5時。連絡先はやまもと夢いちごの郷0223(38)1888。


2019年02月07日木曜日


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