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地域社会主体の防災対策を提唱「もはや『行政に命を預けないでください』という段階」

防災体制の在り方について講演した片田氏

 山形県鶴岡市は5日、地域コミュニティーの防災意識の向上などを図ろうと、東京大大学院の片田敏孝特任教授(災害社会工学)を招いた講演会を開いた。市民約250人が、住民主体の防災対策の重要性について学んだ。
 片田氏は地震や豪雨といった自然災害が近年激化し、高度経済成長期に有効だった行政のハードやソフト対策が限界に達していると強調。「もはや『行政に命を預けないでください』という段階だ。住民は主体性を持ち、地域社会が一丸となり、自らの命を守らなくてはいけない」と述べた。
 会場からは「避難がおっくうだと思ってしまう」との質問があり、片田氏は「地域で課題を出し合い、改善を積み重ねることが大事だ」と語った。


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2019年02月07日木曜日


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