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<東北倒産>1月は21件95億円 10億円超の大型が2件

 帝国データバンク仙台支店は、法的整理による東北の1月の企業倒産集計(負債額1000万円以上)をまとめた。件数は前年同月比1件増の21件で、負債総額は3.2%増の95億900万円。約7年ぶりに上場企業の倒産が発生するなど複数の大型倒産が全体を押し上げた。

 県別の倒産状況は表の通り。件数は青森、岩手、宮城で増加し、負債総額は3県と山形で増えた。
 業種別は小売業が7件で最も多く、サービス業5件、建設業と製造業の各3件が続いた。原因別は販売不振が18件で大半を占めた。形態別は破産13件、特別清算6件の順。東日本大震災の関連倒産は1件発生した。
 負債額別は5000万円未満7件、5000万円以上1億円未満2件、1億円以上5億円未満7件、5億円以上10億円未満3件。
 10億円超の大型倒産が温泉旅館経営のHKコーポレーション(旧志戸平温泉、花巻市、35億6300万円)、ジャスダック上場で洋菓子・パン製造販売のシベール(山形市、19億5900万円)の2件あった。上場企業の倒産は、2011年9月のマンション販売のサンシティ(仙台市)以来だった。
 仙台支店は「1月は小売業などの倒産が目立った。消費低迷や人手不足に10月の消費税増税も重なり、同様の倒産が今後増える可能性がある」と指摘した。


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2019年02月08日金曜日


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