宮城のニュース

<七ヶ浜・ノリ重油被害>影響のなかったノリ活用 給餌施設造り始まる

給餌施設を造るためオイルフェンスを確認する生産者

 仙台港でコンテナ貨物船から重油が流出し、七ケ浜町の海域で今季の養殖ノリの生産が中止になった問題で、生産者が8日、同町の県漁協七ケ浜支所で、使えるノリを活用する給餌施設を造り始めた。9日に沖合に設置する予定。
 給餌施設は、油付着がないノリをウニやアワビの餌に活用するための設備。同町の吉田花渕浜漁港から8キロ沖合の大根礁(おおねしょう)付近に3基と東宮浜近くの海に1基、塩釜市の浦戸諸島付近に1基の計5基を設置する。
 ノリを周囲に拡散させずに海底に投下するための囲いで、オイルフェンスと垂れ下げる網、いかりを組み合わせて造る。1基の海面部分は縦横各約20メートル。
 七ケ浜支所では、大根礁付近に並べて設置する3基を造り始めた。生産者約10人は、竹ざおに旗や浮きなどを付けて施設周囲に立てる目印「ぼんでん」を製作。その後、運び込まれたオイルフェンスを開封して確認し、作業を進めた。
 生産者は9日に3基を完成させて海に設置し、試験給餌も行う予定。


関連ページ: 宮城 社会

2019年02月09日土曜日


先頭に戻る