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<郷土料理>「すっぽこ汁」を食べ歩き 宮城・美里でスタンプラリー

美里町の郷土料理としてPRする「すっぽこ汁」

 宮城県美里町の郷土料理「すっぽこ汁」を食べ歩く「すっぽこスタンプキャンペーン」が同町で行われている。農村地域に伝わる素朴な味わいを楽しんでもらおうと過去10回開催されたスタンプラリーで、主催する町物産観光協会が参加を呼び掛けている。
 町内の飲食店「上野屋」「幸楽」「はなやか亭」の3店が参加。ラリー参加者は、各店で1食ごとにもらえる専用カードのスタンプを2個集め、各参加店にある箱に入れて応募する。抽選で20人に各店の食事券1500円分が当たる。
 すっぽこ汁を新たな郷土料理としてアピールするため、2008年10月に始まった。当初70、80人だった参加者は年々増え、17年度は150人と初めて100人を超えた。
 初年度から参加する上野屋店主の上野伸一さん(66)は「参加店は定食や中華風などオリジナルのメニューや味付けをしている。ぜひ食べてほしい」と話す。
 すっぽこ汁は、美里町周辺に明治期前から伝えられる精進料理。季節の野菜と油揚げ、鶏肉などに温麺を加え、くずあんかけにする。名前は野菜の切れ端を「しっぽ」と呼ぶことに由来するとされる。
 同町では11年「ひろさん」として活動する地元の詩画家佐々木浩さん(58)がデザインし、すっぽこ汁をモチーフにした町非公認キャラクター「すっぽこジー」を作成。ストラップやシールなどにして、知名度向上を図っている。
 28日まで。連絡先は町物産観光協会0229(33)3789。


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2019年02月10日日曜日


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