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<全国高校スキー>女子回転 石塚が初優勝

女子回転で優勝した石塚の2本目(藤井かをり撮影)

 全国高校スキー大会第4日は11日、鹿角市の花輪スキー場で行われ、アルペン女子回転は石塚結(秋田・角館)が合計1分37秒80で制した。1回目で49秒15をマークし首位に立つと、2回目は2番目のタイムを出して逃げ切った。
 距離男子10キロクラシカルは長屋圭悟(北海道・恵庭南)が25分40秒7で勝って、フリーとの2冠を達成した。

 アルペン女子回転は石塚が初の頂点に輝いた。地元応援団から大歓声を浴びると、思わず涙がこぼれた。
 急斜面にも気後れしなかった。「板を横に向けると失速する。縦に、縦に」と冷静にターンを重ねた。傾斜が緩む中間の斜面では「得意なので攻めた」。重心を1段階下げてぐんぐんと加速。2位に1秒19差をつける完勝だった。
 9日には同じ角館で1学年先輩の森永が女子大回転を制している。「私も優勝したい」。決心を心に刻むため、こっそりと表彰台に上ったという。スタート地点に向かうリフトでは「絶対優勝できる」。自分に言い聞かせ続けた。
 茨城県つくば市出身。小学4年で競技を始めた。「勉強もスキーも好き。両立できる学校に行きたかった」。秋田の進学校を選んだ。
 入学以来お世話になってきた下宿の大家さんが1月に79歳で亡くなった。「お世話になったおじさんのために、全てを出し切った」。思いのこもった滑りだった。156センチ、57キロ。
(今愛理香)


2019年02月13日水曜日


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