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米沢市八幡原体育館、施設利用料二重取り 未使用時間帯また貸し

 米沢市の八幡原(はちまんぱら)体育館が利用者の予約の時間内に空きが生じた際、別の利用希望者にまた貸しして料金を徴収し、事実上、利用料を二重取りしていたことが12日、分かった。指定管理者が独自に運用してきた慣習で、施設管理者の市教委は「あってはならないこと。これまでの実態を調査し、是正する」としている。
 バドミントンコートが2面取れる規模の同体育館の利用は(1)午前(9時〜正午)(2)午後(正午〜17時)(3)夜間(17時〜22時)の3区分で貸し出されている。主に各種スポーツ団体が事前に予約し、使用の1週間前まで料金を支払っている。
 二重取りがあったのは主に夜間の時間帯。事務局があらかじめ予約者がすべての時間を借り切らないことを把握し、予約者の了承を得られた場合、別の利用希望者に未使用の時間帯を料金を徴収して貸し出してきた。
 2006年4月から八幡原体育館の指定管理業務を行っている「テクノプラザ米沢」の佐藤孝市センター長は「できるだけ多くの希望者に使ってもらうための措置。これまで問題視されたことはない」と話す。
 背景には、利用時間の区分が長すぎ、実際のニーズに合わない実態がある。市民の間では、施設運用などを定めた市条例(1988年施行)の改正を求める声も強い。
 市教委は「これを機に1時間単位の貸し出し方法に改める方向で具体的な検討を進めたい」(社会教育・体育課)としている。


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2019年02月13日水曜日


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