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<米沢・体育館利用料問題>「条例違反ではない」 市教委一転、運用継続へ

 山形県米沢市の八幡原(はちまんぱら)体育館が事実上、利用料を二重取りしていた問題で、施設管理者の市教委は13日、当初の「二重取りであり、即刻中止させる」としていた見解を一転させ、「条例違反に当たらない」として従来の運用を継続する方針を示した。
 市教委社会教育・体育課の松元隆ホストタウン推進室長らが同日、同体育館の指定管理者「テクノプラザ米沢」を訪れ、佐藤孝市センター長から事情を聞き、判断した。
 事実上の二重取りがあったのは主に夜間の時間帯で、利用者の予約時間内に空きが生じた際、別の利用希望者にまた貸しして料金を徴収していた。
 松元室長は「(また貸しは)予約者が権利を放棄したと見なすので、二重取りではない。空き時間を無料で貸し出すことは公平性に欠けるのでできない」と説明する。
 一方で施設管理運用などを定めた市条例(1988年施行)第7条は「使用者はその権利を他人に譲渡し、又は転貸してはならない」と規定し、抵触する可能性がある。
 テクノプラザ米沢は2006年4月から八幡原体育館の指定管理業務をしている。松元室長によると、事実上の二重取りは当時から市教委が許可してきたという。同じような施設料金の徴収方法は、共同企業体が指定管理する市営体育館でも行われているという。


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2019年02月14日木曜日


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