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<仙台市区民イベント>集客苦戦…若者の声を聞かせて

 仙台市の次期総合計画(2021〜30年)の策定に合わせ、各区役所が開く区民参加イベントの申し込みが振るわない。総合計画審議会委員のほとんどが40代以上のため、幅広い世代の意見を反映させようと若者に狙いを定める。ただ、学生・生徒らにとって今は春休みや入学試験の真っただ中。ライブホールを会場にしたり、クイズを盛り込んだり、若い世代の取り込みに知恵を絞る。

 各イベントの会場や対象は表の通り。
 若林区は会場をライブホールの「仙台GIGS」(同区荒井)に設定した。「仙台市の将来を担う若い世代の声を聞きたい」と、対象は「おおむね30代以下」。担当者は「多くの参加者を呼び込むため、中高生が憧れるライブホールを会場にした」と狙いを明かす。
 宮城野区は小学生も対象。区が題材のカルタやクイズに挑戦してもらう。3組の親子を含む9歳〜70歳代の26人が参加する予定。
 太白区は昨年11月に地域団体が活動事例を紹介し合った「まちづくりフォーラム」に続くイベントとして、地域活性化の担い手探しにもつなげる考え。青葉区はアクセスの良い市中心部の一番町で開催。泉区は大学などに積極的にPRする。
 申し込み状況は5区とも苦戦する。50〜100人の定員に対し、14日現在の申し込みは数人〜30人程度にとどまる。ある区の担当者は「大学生は長期休みに入り、中高生は受験や定期試験のシーズン。若い世代の人数を確保するのが難しい」と苦悩を明かす。
 市政策企画課は「各区のイベントで出してもらった意見は、総合計画の区別計画に反映させる。区の魅力や未来を自由に語り合える場なので、気軽に参加してほしい」と呼び掛ける。


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2019年02月15日金曜日


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