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<福島第1>2号機の小石状デブリ、足場でも動く 東電が接触調査

足場の上にある小石状の堆積物を動かす調査装置(東京電力提供)

 東京電力は14日、福島第1原発2号機の原子炉格納容器で13日に実施した溶融核燃料(デブリ)とみられる堆積物の接触調査の結果を追加発表した。原子炉圧力容器の直下にある作業用足場の堆積物も、接触した4カ所のうち小石状の2カ所で動かすことができた。
 小石状の2カ所は遠隔操作で開閉する装置の「指」で挟み、持ち上げたり裏返したりできた。粘土状に見えた残り2カ所は動かせなかった。4カ所とも堆積物は崩れなかった。
 13日に結果を公表した格納容器底部6カ所の接触調査でも、小石状や棒状の5カ所は動いた一方、粘土状に見えた1カ所は動かなかった。
 東電は「格納容器底部でも足場上でも、外観が小石状の堆積物は動かせると分かった。デブリ取り出しの第一歩として考えていた『つまみ出し』のシナリオは可能」と説明した。
 東電は14日、1、2号機タービン建屋の海側の観測用井戸で1月29日に採取した地下水から、1リットル当たり最大21万ベクレルの放射性物質トリチウムが検出されたと発表した。地下20〜25メートルの深さの水を観測する井戸で、約4年ぶりに放射性物質濃度の測定をした。


2019年02月15日金曜日


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