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<スキー国体>田中(秋田・自衛隊)と石垣(秋田ゼロックス)距離制す

ジャンプ少年男子で2位入賞した小林(伊深剛撮影)

 国民体育大会冬季大会スキー競技会第2日は15日、札幌市の白旗山距離競技場などで競技が始まり、クラシカル走法による距離10キロの成年男子Aは田中聖土(秋田・自衛隊)が制した。5キロの成年女子Bは石垣寿美子(秋田・秋田ゼロックス)が頂点に立った。成年女子Aは世界選手権(20日開幕・オーストリア)代表の滝沢こずえ(茨城県競技力向上対策本部)が15分35秒6で2連覇した。
 ジャンプ(ヒルサイズ=HS100メートル)の少年男子は竹花大松(北海道・東海大札幌高)が2連覇し、小林龍尚(岩手・盛岡中央高)は2位だった。成年男子Bは原田侑武(北海道・雪印メグミルク)が優勝、湊祐介(秋田・阿仁ク)は2位となった。
 大回転で争うアルペンの成年男子Aは光井恭平(岐阜・キープワン)が1分6秒56で制した。

◎ジャンプ少年男子、小林悔しい2位

 ジャンプ少年男子で2位だった小林は開口一番、「悔しい」と口にした。全国高校スキーの2位に続き、またも頂点を逃した。「やるからには一番をと思っている」と唇をかむ。
 1回目は空中で伸び、K点(90メートル)越えながらテレマークが決まらず3位。2回目も90メートルを飛びながら、飛び出しでわずかに力が入らないミスが響いた。「大事な時に何かが欠けてしまう。精神面の差が順位に出た」と振り返った。
 今季ブレークした次兄陵侑(土屋ホーム、盛岡中央高出)の5歳下の弟。長兄潤志郎(雪印メグミルク、盛岡中央高−東海大出)、姉諭果(CHINTAI、盛岡中央高−早大出)と、日本のトップ選手がそろう4きょうだいの末っ子だ。
 練習では陵侑の動画を参考にして技術を磨く。試合前は、無料通信アプリLINE(ライン)で「ポイッと飛べ」と助言があった。「難しく考えず、楽しんでこいということだと思った。支えがあるのはありがたい」と感謝する。
 16日は複合に出場する。「あまり得意ではないが、ジャンプでトップを狙い距離を優位に進めたい。今日の課題を修正し、優勝報告をきょうだいにしたい」と闘志を燃やした。2年生。八幡平市出身。175センチ、57キロ。(大谷佳祐)

<成年男子2位の湊「貢献でき満足」>
 ジャンプ成年男子Bで湊が2位に入った。この日のジャンプの秋田県勢で最高成績を残したことに、「選手団の力になりたいと思っていた。貢献できて満足している」とはにかんだ。
 1回目は95.5メートルで2位につけたが、2回目は飛び出しでミスがあり83メートルと伸ばせなかった。「優勝が頭にちらつき、体に力が入ってしまった」と反省する。
 昨年4月から葛西紀明が選手兼監督を務める土屋ホーム(北海道)の練習にも参加し、フォームの改善に努めてきた。「2、3月にある国内大会でもいい結果を残したい」とさらに意欲を見せた。


2019年02月16日土曜日


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