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<女川原発避難計画>宮城県と石巻市、公開説明会「実施せず」 市民団体、開催を再要望

公開説明会の再要望書を手渡す原伸雄代表(右)

 東北電力女川原発(宮城県女川町、石巻市)の重大事故を想定した石巻市の広域避難計画を巡り、同市の市民団体「女川原発の避難計画を考える会」は19日、市と県に昨年12月に要望した合同公開説明会について「実施しない」との回答があったと発表した。同会は回答を不服とし、改めて開催を求める要望書を提出した。
 同日、市役所で記者会見して明らかにした。同会によると実施しない理由について、市の担当者から「避難計画は形成途上で、住民の不安をあおることになる」などと口頭で説明があったという。
 再要望書では「住民の不安を消すためにも説明会で疑問に答えることが必要」「住民の意見を聞くことでより良い計画になる」と主張。市と県に提出し、3月20日までの回答を求めた。
 要望書と共に提出した11項目の質問に対する市の回答もあり、同会事務局長の松浦健太郎弁護士は「抽象的で、検討中との答えが多かった。実効性を検証せずに作られた机上の計画の疑いが強まった」と批判。バスによる広域避難や複合災害発生時の対応など12項目について再質問書を出した。


2019年02月20日水曜日


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