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開設17年つどいの家修繕費ピンチ 仙台の重度障害者施設 活動理念継続へ善意募る

大規模な修繕が必要になった「つどいの家・コペル」=仙台市若林区上飯田

 仙台市の社会福祉法人つどいの家が若林区上飯田で運営する重度心身障害者らの通所施設「つどいの家・コペル」が開設から17年が過ぎ、大規模な修繕を迫られている。費用は約2500万円に上り、約500万円を市民の善意で賄う計画。法人は「重い障害のある人が地域で暮らすという理念を継続したい」と、企業や市民に寄付を呼び掛けている。

 コペルは2001年4月、開所した。鉄筋2階、延べ床面積約1000平方メートル。市内の10〜60代の重度障害者ら53人が利用する。
 開所から18年近くたち、経年劣化などで空調設備の更新と大型給湯器の撤去が必要となった。昨年1月には空調の大型室外機3台のうち1台が故障し、暖房が一部停止した。20〜25年間の使用を想定していたが、残り2台や室内機も、いつ不具合が起きてもおかしくない状態にあるという。
 コペルの修繕積立金は大浴場を交流スペースに改修するなどしたため、約970万円にとどまる。不測の事態に備え、全額を大規模修繕に充てるのは難しい。東日本大震災では泉区の施設が全壊し、法人の支出もかさんだ。
 法人は1975年設立され、市内では重度心身障害者施設を運営する草分け的存在。下郡山和子(しもこおりやま・かずこ)理事長は「医療的ケアが必要な利用者が多く、冷暖房は命に関わる。社会貢献に関心のある企業や市民に協力してほしい」と訴える。
 寄付は1口3000円から。振込先は七十七銀行沖野支店(普通)5340144。口座名義は「社会福祉法人つどいの家 つどいの家コペル(1) 理事長下郡山和子」。詳細や寄付申込書は法人のホームページから。連絡先はコペル022(781)1571。


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2019年02月20日水曜日


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