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<秋田・弁護士殺害国賠訴訟>県が上告方針

 秋田市の弁護士津谷裕貴さん=当時(55)=が2010年11月、自宅で菅原勝男受刑者(75)=殺人罪などで無期懲役=に刺殺されたのは警察官の不手際が原因だとして、遺族が秋田県と菅原受刑者に慰謝料などの支払いを求めた国家賠償請求訴訟で、県は19日までに、県警側の過失を認定して県にも賠償を命じた13日の仙台高裁秋田支部の控訴審判決を不服として上告する方針を固めた。
 県は19日、県議会に上告に関する議案を提出。26日に審議され、承認されれば上告期限の27日までに手続きを進める。県警監察課は「国家賠償法の適用に誤りが認められた」と説明。「過失によって違法に損害を与えたことはない」と改めて県警の過失を否定した。
 遺族側の弁護団は19日、「県が上告を検討していることは極めて遺憾。県警の根本的な立て直しを拒絶するものだ」として、佐竹敬久知事らに上告を断念するよう求める文書を送った。遺族側は上告しない方針を明らかにしている。


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2019年02月20日水曜日


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