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せんだい交通傷害保険 加入者4割減、1年で終了

 仙台市は3月末、昨年4月に始めた「せんだい交通傷害保険」を終了する。前身の市市民交通傷害保険を昨年度末に引き継いだばかりだが、1年間で加入者が約4割も減り、保険の運営が困難になった。
 保険は市が損保会社1社と団体契約していた。年齢制限はなく、乗車中や歩行中の事故などでけがをした場合、入院と死亡の補償が受けられる。現在は市内の通勤・通学者など計3778人が加入している。
 市は昨年3月、加入者の減少で運営が困難になった前身の保険の運営を終了。加入者約6500人の受け皿としてせんだい交通傷害保険の提供を始めた。
 通院補償の廃止などにより、保険料を安く抑え、損保会社の保険商品を基に内容を見直したが、前身では可能だった区役所などでの申し込みができなくなり、加入者が大幅に減った。
 今後は損保会社が、加入者に終了の通知を送り、問い合わせに応じる。
 市自転車交通安全課によると、市民交通傷害保険は交通事故が社会問題化していた1967年に始まった。全国の自治体が同様の保険を導入したが、民間の保険商品が充実し、加入者は減少。既に仙台以外の政令市は事業を終えている。


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2019年02月21日木曜日


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