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<ILC>3月7日に政府見解 国際推進委に現状説明へ

 岩手、宮城両県にまたがる北上山地が建設候補地の超大型加速器「国際リニアコライダー(ILC)」の誘致について、文部科学省は21日、政府の見解を3月7日に研究者組織リニアコライダー国際推進委員会(LCB)に説明する方針を明らかにした。
 誘致の是非には踏み込まないとみられる。政府の現段階の考え方を研究者らに伝えた上で、検討を継続する見通しだ。
 文科省の磯谷桂介研究振興局長が、建設推進の超党派国会議員連盟(会長・河村建夫元官房長官)の総会で示した。磯谷氏は「LCBの会合で現時点での政府見解を国際コミュニティーに示す。内容は関係省庁の考え方を聴取し、さまざまな観点から検討している」と述べた。
 LCBは国際将来加速器委員会(ICFA)との合同会合が東京都内で開催される3月7日までに、政府に誘致の意向を表明するよう求めていた。
 ILCを巡っては文科省の審議要請に対し、日本学術会議が誘致を支持しないと回答した。柴山昌彦文科相は「科学コミュニティーの理解や支持が必要だ」と議論継続の必要性を強調している。
 総会では、議連と自民党ILC誘致実現連絡協議会の連名で政府に誘致実現を求める決議を採択した。


2019年02月22日金曜日


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