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<震災遺構>旧門脇小校舎の保存方法、石巻市長「変更は無理」

 宮城県石巻市が東日本大震災の遺構として部分保存する方針の旧門脇小校舎を巡り、地元住民から全体保存を求める声が高まっていることについて、亀山紘市長は22日、「一部の意見だけで変えることは無理だ」と述べ、既定方針を維持する考えを示した。
 市議会2月定例会の本会議で答弁した。亀山市長は、市が15年に実施した市民アンケートなどを踏まえ「長年にわたって積み上げてきたものがある」と強調。「振り出しに戻るのであれば再度、市民全体にアンケートをしなければならない」と指摘した。
 地元住民でつくる「全体保存を要望する会」が今月行ったアンケートの中間結果で「全体保存」を望む意見が266件中、8割超に上った。
 市は解体を求める声や維持管理費などを考慮し、校舎の両側を解体し中央部分のみを保存する方針。


2019年02月23日土曜日


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