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<入試のツボ>真剣な努力 成長の糧

◎中学受験・挑戦して得たもの

 宮城教育大付属中に始まり、私立中、公立中高一貫校と続いた県内の本年度中学入試は全日程が終了した。
 毎年高倍率となる公立中高一貫校の受験者数は、前年度の1042人から980人に減った。だが付属中や私立中を受験した児童を含めると、本年度も1000人を超える小学生が目標に向かって努力した。
 そもそも中学受験は必須ではなく、地元の公立中学校に進学するのも、入試を課す中学校に進学するのも自由だ。元々受験する考えがない家庭もあれば、受験に向けて早くから準備する家庭もある。
 中学受験を選択した場合、希望した学校に進学できれば最高だろう。しかし、たとえ結果が伴わなかった人も、目標に向かって真剣に努力できたのであれば、3年後の高校受験や6年後の大学受験に向けて既に大きな収穫を得ている場合が多い。
 それは学力面だけではない。「嫌なことから逃げない姿勢」「挫折や苦難を乗り越える力」「結果を基に自ら考え、判断し、次の行動につなげる力」が身に付き、精神面での成長も大きかったはずだ。これは将来、確実にプラスに働く。
 現小学5年生以下の児童にとっても、本年度の受験シーズンが終わり、次年度の受験まで1年というこのタイミングは、親子で将来を話し合う良い機会になるだろう。(河合塾NEXT・進藤誠泉中央教室長)


関連ページ: 宮城 社会 入試のツボ

2019年02月23日土曜日


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