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<千年希望の丘遺棄>被告に懲役18年求刑、判決は3月6日

 宮城県岩沼市押分の千年希望の丘周辺で2017年10月、仙台市太白区の無職高松瑞絵さん=当時(54)=の遺体が見つかった事件で、殺人罪に問われた塩釜市藤倉2丁目、バス運転手中川済治被告(57)の裁判員裁判論告求刑公判が22日、仙台地裁であった。検察側は懲役18年を求刑、弁護側は改めて無罪を主張し、結審した。判決は3月6日。
 検察側は論告で、遺体発見現場周辺の防犯カメラが捉えた車の動きや犯行の再現実験、車底部の繊維片、遺体と車体の損傷状況から「被告が被害者の右腰に車を衝突させた上、胸部をひいたとすると全てのつじつまが合う」と指摘した。
 弁護側は高松さんが殺害されたとされる17年9月30日夜、被告は検察側が主張する犯行時刻の前に現場を離れたとして「被告は犯人ではない。防犯カメラ映像の分析や再現実験の内容は主観的で不確かだ」と反論。車底部の繊維片の付着場所にも不自然さがあるとし、「全ての証拠が矛盾なく犯行を立証できているとは言えない」と強調した。
 起訴状によると、被告は千年希望の丘敷地内の空き地で、高松さんを軽乗用車ではねて転倒させた上、ひいて殺害したとされる。


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2019年02月23日土曜日


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