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<ベガルタ>攻撃サッカー、進化目指す 新戦力の長沢・兵藤がキーマンに

開幕戦への最終調整でボール回しで体を動かす長沢(左)と兵藤(右)ら

 「レボリューション」。変革を意味するスローガンを掲げた今季の仙台が、強い決意を開幕戦で表す。全選手の約3分の1に当たる10人が新加入。従来の選手をベースに新戦力がアクセントを加え、掲げる攻撃サッカーの進化をサポーターに示す。キーマンは、先発が見込まれる長沢、兵藤の2人だ。
 浦和戦に向けた練習で進化の一端が見えた。中盤の選手が低い位置から縦パスを相手DFの裏に入れ、受けた長沢やハモンロペスら3トップが少ないタッチでシュートを狙った。キャンプで繰り返して意識付けた縦への速攻。技巧派の兵藤はパスの供給源、192センチの長沢はターゲットに適任だ。
 長沢は「縦パスを収めたり、シュートを決め切ったりすることが大事。(速攻の)意識が身に付いたのは大きい」と手応えを感じている。兵藤も「攻守の切り替えを早くして、ボールを奪った瞬間にカウンターを仕掛けたい。相手の嫌なところを突く」と狙う。
 昨季は総得点44とリーグ11位。ボールを保持しながら決定的なラストパスを出せずに攻めあぐねた。多彩な攻撃パターンによる得点力の向上は上位進出に不可欠。長沢は「ゴールという結果で実力を認めてもらいたい」と貢献を誓う。
 浦和には昨季の天皇杯決勝で敗れた。先制点を奪われ、度重なる反撃も巧みにかわされた。「DFの背後を素早く突くのは、攻撃の優先順位の一番上」と渡辺監督。強敵に攻め勝つことが変革への第一歩となる。(原口靖志)


2019年02月23日土曜日


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